看護師の離職理由について

看護師になるためには、看護学校を卒業した後、都道府県で行われる准看護師の試験や国家試験を受けて合格しなければいけません。
資格を得た後は看護師として働くことになるわけですが、最初は看護師になるために勉強した看護師養成施設と提携を結んでいる病院で働くことが多いようです。
看護師養成施設と提携している病院の殆どは大規模な病院です。
養成施設時代に実習や勉強で学んだとおり、夜勤や日勤をこなしていくことになります。
また、資格取得後自分で就職先を見つけて、最初から希望に沿った病院で勤務する人もいます。
最初は分からないことの連続です。
人と人との関わりなので教科書どおりには行かないことも多々あります。

最初の頃は誰もが仕事についていくために一生懸命働きますが、3年を過ぎたあたりから離職率が高くなってきます。
3年といえば、だんだん職場と仕事に慣れてきた頃です。
慣れてきて心にゆとりができてくると、自分の仕事に対しての疑問や不安が沸いてきます。
「看護師としてこれでいいのか」、「もっと違う何かができるのではないか」などと、更なる可能性を求めて離職する人が増えます。
その一方で、「仕事内容がきつすぎる」、「職場の人間関係がうまくいかなかった」などという残念な結果で離職していく人も多いです。

また、看護師の勤務は非常に過酷で出会いもなければ、恋にもなかなか発展しない現状があります。
30歳くらいまではそんなに気にならない人が多いようですが、30歳を過ぎたあたりから結婚を意識する人が増えます。
近年は結婚したからといって離職する人は少ないですが、妊娠、出産を機に離職する人も多いです。

看護師の仕事は肉体労働なので、育児や家事と平行していくのはとても大変です。
いま、日本には、看護師の資格を持っていながら離職したままの状態の看護師が50万人以上いるといわれています。
こうした離職状態の看護師が職場復帰できる環境が整えば、慢性的な看護師不足も解消されることでしょう。

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潜在看護師の復帰がカギ